2月11日~13日 霧ヶ峰ツアーにて
出発前より心配していた天候はなんとか曇り・・・
1日目は八島ヶ原湿原へスノーシューを履いて約1.7kmをぐるりと一周。
ここは尾瀬と並ぶ日本を代表する高原湿原。
ビーナスラインからのアクセスがよく、夏は駐車場から車があふれるくらいの混雑ぶり。
・・・でも今日は貸切状態。
広ーい、雪の原。約43000㎡。
たびたび止まってはこの雪景色に白いため息。
しいぃぃぃん
という音が聞こえてきそうなくらい静かです。
2日前の雨が凍って、周りのものが氷に覆われたアイスキャンディーのようになっています。
風に揺れるススキも凍ってコチコチ。氷の重さで枝も下向きです。
霧氷の森ではウサギやキツネの足跡を確認。木の幹には食欲旺盛なカモシカの食べた跡。
この厳しい冬も彼らはたくましく生きているんですね。
さて、白銀の世界を堪能したらお腹が空いてきました。
湿原の丘にある鷲ヶ峰ひゅってで
ランチの名物チキンカレーを食べる為、本日終了!(早い!)
雪の中に埋もれた鷲ヶ峰ひゅってです。
中に入ると
薪ストーブや黒曜石水を使ったお風呂、お部屋にはコタツにヒーター完備と快適。
夜になると、
30年前まで電気が通っていなかった頃に使っていたランプも灯され、
オレンジ色の暖かい灯りが居間を照らします。
外は雪が降ってきました。夕食が出来るまで薪の燃える音を聞きながら読書。非日常的な時間を過ごします。
ダイニングにシャンソンが流れると
夕食の始まりです。
この小屋はビーナスラインが出来る前(約50年前!)に建てられたそうです。少しずつ手直しながら使っているそうですが、太い木で組まれた頑丈なつくりはまるで木の中にいるようです。
30数年前から今のオーナーさんが経営されているそうですが、
元フランス料理人、夕食はフレンチのコースになっています。
オードブルからデザートまで・・・幸せ~。
標高1600mの雪に覆われた隠れ家的なこの小屋でゆったりとしたひと時を過ごす。こんな山歩きもいいですよね~。
翌日はガスで展望がよくありませんでしたが無事に車山1925mに登りました。晴天率60パーセントなんだけどなあ・・・。
また来年も行くぞ~!